具体的にはいくつかの方法があります。
ペットショプで買う
現在最もポピュラーなのが「ペットショップで買う」です。
もちろん、かわいい子犬たちを直接見て触って選べるというのは大きな魅力ですが、はたして本当に正しい方法なのでしょうか?
大事なお話
生まれたばかりの子犬は、それこそ「右も左もわからない」状態です。これを生後3ヶ月(約100日)にわたって、親や兄弟たちから「犬社会」で生きてくための「知恵」や「ルール」を教わって、一人前の犬へと成長していきます。この大事な時期(生後100日)の途中で、親や兄弟たちから離され、きちんとした「教育」をされないまま、ただ「かわいい」「売れる」などの理由だけで、ペットショップに並んでいる子犬たい・・・。
「犬社会」でのルールすらきちんと学んでないのに、その上いきなり「人間社会」のルールに適合しろというのはあまりに都合のいい話だと思いませんか?ペットショップで売ること自体はいけないことだと思いませんが、せめて生後100日は親や兄弟たちと一緒に過ごさせた上で販売すべきだと思います。
ブリーダーから直接引き受ける
インターネットが普及したおかげで、さまざまな情報を簡単に得ることができるようになりましたが、それでもまだ「悪徳ブリーダー」はたくさん存在します。巻末にJDS公認の信頼できるブリーダーを掲載しておりますので、ご参考ください。
里親会(譲渡会)から引き取る
現在、多数の保護活動団体が存在します。
不幸な犬を救うためにも、ぜひ活用していただきたいところです。いくつかの心構えが必要です。
・好きな犬種を選べない可能性がある。
・どのような犬生を歩んできたかわからない犬が多いため潜在的な悪癖がある可能性がある。
・犬種の指定ができない犬が多いため(ミックスなど)、年齢や成犬時の体型予想などでトラブルが生じる可能性がある。
以上をしっかりとふまえた上で、ご利用ください。巻末にJDS公認の団体もあります。