犬の歴史

2011年5月2日 10:21 am

(犬と狼の対比進化の度合い等の絵)

祖先は狼?

これだけ化学が発達した兼題においても100%の答えはでていませんが、殆どの研究家は犬の祖先を狼として定義しています。その理由として、骨・歯の形や数がほぼ同じ、皮膚に汗腺がない、爪が出たままになっているなどの身体的特徴の類似点が多い事があげられます。

「犬」として

(犬とギリシャ人が協力して狩りやご褒美をもらう絵)
では「犬」としての歴史はどうなっているのでしょうか?
学説によると、クロマニヨン人(約4万〜1万年前)の時代から、犬は人と「共存」していたと推測されています。
つまり、今の時代からは想像もつかないはるか昔から犬は狩りの手助けを外的がいないかどうか警戒して人の役に立ち、人もまた役に立つ犬を大事にし、餌を与え、ともに信頼し合って生きていたのです。
また、ギリシャ神話や世界各地に伝わる昔話やおとぎ話にも犬は様々なかたちで登場します。このことからも、動物の中で最も古くから人の暮らしに密接に係ってきたと言えるでしょう。
ちなみに犬は英語で「D0G」ですが、反対から読むと「GOD」つまり「神」という意味になります。
「犬は人のくらしをより豊かにするためにこの世に仕わされた神の仮の姿なのだ」・・・こんなことを夢想しながらあらためていぬの顔をのぞきこんでみるとまた違った顔に見えるかもしれませんね。
(犬・神の対比の絵)